50代から始めるインデックス投資は遅くない!「オルカン」一本でOK、まずは少額から始めてみよう。

お世話になります。
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つぁつぁつぁんです。

50代になり、「そろそろ老後の資金を真剣に考えないと…でも、何から始めたらいいかわからない」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。ニュースを見れば「新NISA」や「資産形成」といった言葉が飛び交い、焦りを感じるかもしれません。

つぁつぁつぁんも50代です。投資金なんて微々たるものです。収入も少ないです。

でも、安心してください。50代からでも、インデックス投資を始めるのはまったく遅くありません。むしろ、これからの人生を豊かにするための、素晴らしい一歩となります。

この記事では、複雑な知識は一切不要。「思考停止」で始められる、シンプルで現実的なインデックス投資の方法をお伝えします。
ちなみにオルカン投資における思考停止は最高の状態です。資産運用はオルカンに任せて自分時間を好きに使いましょう。

なぜ50代からでもインデックス投資を始めるべきなのか?
「投資は若い人がやるもの」「もう遅い」と考えていませんか?それは誤解です。本当に誤解です。

たしかに、若いうちから始めれば複利の効果を最大限に活かせますが、50代からでも十分に成果を出すことは可能です。投資の目的は、人それぞれです。老後資金の不安を解消すること、退職後の人生をより豊かにすること、そして何よりも「今からでもできることを始めて、未来の選択肢を増やすこと」。これが、50代から投資を始める最大のメリットです。気楽に取り組みましょう。

「オルカン」一本でOK!思考停止で始める超シンプル投資
投資を始めようと思うと、「どの株を買えばいいの?」「世界情勢が心配…」と悩んでしまいがちです。しかし、そんな悩みは一切不要です。

投資先は、「オルカン(全世界株式インデックスファンド)」一本に絞りましょう。

オルカンとは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」など、日本を含む全世界の株式にこれ1本で分散投資できる投資信託の愛称です。

なぜオルカンがおすすめなのでしょうか?

・世界経済の成長に乗れる: 特定の国や企業に集中せず、世界中の約3000〜8000銘柄に分散して投資します。つまり、世界の人口が増え、経済が成長し続ける限り、あなたの資産も緩やかに成長していく可能性が高いのです。
日本の経済状況なんてもうアテになりませんが世界の人口は増加傾向です。日本以外は成長しまくっています。

・手間いらずの自動運用: 銘柄選びや売買のタイミングを考える必要はありません。一度設定すれば、あとは放っておくだけ。毎日価格変動をチェックする必要もありません。これぞまさに「思考停止」でできる投資法です。
何度も書きますが投資における「思考停止」という言葉は良い言葉です。余計なことをしない。余計なことを考えないことがオルカン資産運用では大事です。

もちろん、どのオルカンを選ぶか迷うかもしれませんが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のどちらかでOKです。どちらも信託報酬が低く、優れたファンドです。信託報酬という名の手数料は安ければ安いほど良いです。買うときはネット証券で買いましょう。銀行とかで買うと地獄です。ネット証券は楽天証券かSBI証券でOKです。

まずは「100円」から投資してみよう
「まとまったお金がないから…」という理由で投資をためらっている方もいるかもしれません。でも、大丈夫です。100円から始めませんか?経済合理性を求めるのであれば大金を一括投資が基本です。しかしながら50代からの投資で躊躇しているわけですから、まずは100円で様子見すればOKです。毎日100円でも良いし、毎月100円でもOKです。まず!やってみる。やってみることが大事です。
100円の余裕もない場合は100円稼ぐこと。100円節約することを考えて行動しましょう。

まずは、100円から始めてみましょう。

何度も書いてアレですが100円から投資を始めてみましょう。
多くの証券会社では、投資信託を100円から購入できます。100円なら、もし価格が下がっても痛手はありません。コーヒー1杯分にも満たない金額で、あなたは「投資を始める」という素晴らしい経験と、一生ものの習慣を手に入れることができます。大袈裟ではなく本当にいい経験になります。「お金に働いてもらう」ということが分かりますよ。お金は文句も言わずに淡々と働いてくれます。

100円投資のメリットは、以下の通りです。

1.精神的なハードルが下がる: 「投資は怖い」という心理的な壁を、100円という超少額で簡単に乗り越えられます。続けてると理解できます。続けることは大事です。

2.市場の動きを体感できる: 100円が101円になったり、99円になったりするのを実際に見て、お金が働いてくれる感覚を掴めます。少し下がっても時期に上がります。暴落し続けるときは世界が終わるときです。なぜなら全世界に投資しているからです。それが「オルカン投資」です。

3.「続ける」習慣が身につく: 一度始めてしまえば、「次は500円にしてみようかな」「毎月1000円は積立できそう」と自然にステップアップできます。ちなみに投資金額は焦ることはありません。大事なのは今の生活です。体が思うように動くのも今のうちです。今を大事にしつつ楽しくなれば少しずつ、それこそ!100円ずつ増やしても良いです。

「継続は力なり」という言葉がありますが、インデックス投資において「継続」は単なる努力ではなく、才能です。誰でもできる小さな一歩を、ただひたすらに続けること。これこそが、将来大きな資産を築くための唯一の秘訣です。つまり才能がない人でも続ける才能は誰にでもあるということです。これまで生きてきて何の強みも才能もないと思っていたとしても「継続」という才能は誰にでもあります。この機会に「継続」という才能を開花させましょう。

投資と現金のバランス:迷ったら「50:50」でOK
「投資にどれくらいお金を回したらいいの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。

もし迷ったら、現金と投資金の割合を「50:50」にしてみましょう。
不安に思うのであれば現金比率を増やせばOKです。迷ったら50:50です。

たとえば、金融資産が100万円あるなら、50万円は銀行預金などの現金で、残りの50万円をオルカンに投資します。
10万円だったら5万円を現金で5万円をオルカンに投資します。

この「50:50」をおススメする理由は、以下の通りです。

・心の安定: 投資金額を資産の半分に抑えることで、株価が暴落しても「まだ半分は手元の現金にあるから大丈夫」と心の余裕を持つことができます。

・有事の備え: 病気や予期せぬ出費など、いざという時の生活費は現金から捻出できます。

もちろん、年齢や収入、生活スタイルによって適切な割合は変わってきますが、「50:50」は誰もが納得できる、シンプルで安心できる目安です。

「入金力」より「続ける力」が大事

投資の成果は、「入金力(どれだけお金を投資に回せるか)」と「継続力(どれだけ長く続けられるか)」の掛け算で決まります。

たしかに、たくさんのお金を投資に回せる「入金力」があれば、資産が増えるスピードは速くなります。しかし、それ以上に大事なのは「続ける力」です。何度も書きますが継続は本当に大事です。積み立て継続が困難な場合は今まで積み立てたオルカンを持ち続けることでOKです。かんたんには売らないこと。持ち続けることでも複利は効きます。「複利」は大事な考え、知識ですから覚えてください。

ちなみに毎月たった1000円の投資でも、20年間続ければ24万円の投資元本になります。ここに複利の効果が加われば、さらに大きな金額になります。

何より、「続ける」という習慣は、人生のあらゆる面であなたを助けてくれます。ダイエット、語学学習、趣味、そして資産形成。すべてにおいて、継続こそが成功の鍵を握っています。

老後を見据えた「出口戦略」:定率で売却する
いよいよ資産を取り崩す段階になったら、どうすればいいのでしょうか?
(65歳とか自分の好きなタイミングで取り崩しを検討しましょう)

多くの投資本やサイトでは、「4%ルール」が紹介されています。これは、「資産全体から年間4%ずつ取り崩せば、資産が枯渇する可能性が低い」という考え方です。トリニティスタディというものですが4%ずつ取り崩したら投資資産は減らないよ。という考えです。
つぁつぁつぁんは手堅く3%ずつ取り崩す予定です。投資資産をより長く持ち続けるように考えています。お金に働き続けてほしいですからね。

で、取り崩しもシンプルに考えてみましょう。

「毎年決まった割合(定率)で資産を売却する」という方法が、わかりやすく、おすすめです。

たとえば、毎年3%ずつ売却すると決めたとします。

・資産が500万円ある年 → 15万円を売却する。

・資産が400万円に減った年 → 12万円を売却する。

・株価が暴落して資産が300万円になった年 → 9万円を売却する。

このように、資産の増減に合わせて売却額も変動させることで、資産が減りすぎることなく、長期間にわたって安定した生活費を得られます。ちなみに暴落時には無理に売らなくても良いです。そのための現金資金50%があります。50:50の割合の50の現金です。
暴落時はオルカンを取り崩すことなく50%の現金で生活する。オルカンの評価額が回復したら50:50の割合にもどす。というのも資金管理の考え方です。

なぜ3%がおすすめなのでしょうか?世界経済は平均して年3%〜6%のペースで成長してきた歴史があります。3%であれば、資産の成長率が取り崩し率を上回る可能性が高く、より手堅く資産を維持できるからです。

また、株価が暴落した際は、何度も書きますが無理に投資信託を売却せず、現金預金から生活費を捻出することも重要です。このために、前述した「50:50」の現金比率が活きてきます。この考え方は大事です。要は資金管理のコツですね。

50代から始めるインデックス投資:現実的な成功への道
この記事でお伝えしたことをまとめます。

1.投資は50代からでも遅くない。今から始めることが未来を豊かにする。

2.投資先は「オルカン」一本。複雑なことは考えず、オルカンのみで思考停止OK。

3.まずは「100円」からスタート。継続する習慣を身につけることが何より大事。

4.現金と投資の割合は「50:50」が安心。いざという時の備えを忘れずに。

5.出口戦略は「定率売却」年3%を目安に、資産の増減に合わせて取り崩す。

50代からの資産形成は、一気に大金を稼ぐことではなく、「どうすれば安心して老後を過ごせるか」という現実的な目標に向かって、シンプルに、着実に歩を進めていくことです。旅行とか趣味にお金を使っても良いですね。

複雑な知識は必要ありません。

必要なのは、「まずやってみる」というほんの少しの勇気と、「続ける」という強い意志だけです。

さあ、今日からあなたの未来を変える一歩を踏み出してみませんか?100円から始めて気に入れば投資金を増やす。焦らずにコツコツ続ける。積み立て設定したらほったらかすのも良いですね。何かあればⅩに質問くださいね。えげつないこと以外はなるべく答えます。
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